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肥厚性幽門狭窄症(ひこうせいゆうもんしょう)

『肥厚性幽門狭窄症とは?』
飲んだおっぱいやミルクが胃から逆流して吐いてしまう病気で女の子よりも男の子のほうに多く見られます。
胃の出口にあたり、十二指腸につながる幽門という部分の筋肉が異常に厚くなるために起こります。
それまでおっぱいやミルクをよく飲んでいた赤ちゃんが、生後2~4週ごろから授乳後によく吐くようになります。
最初の頃は口のなかにあふれる程度だったものが、だんだん回数が増えていき、飲んだ直後に噴水のように勢いよく吐くようになります。
激しい嘔吐のため、脱水症状も起こしやすくなります。
こういった症状がみられ、体重が増えなくなったときは、早めの受診を。

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不整脈(ふせいみゃく)

『不整脈とは?』
心臓の収縮の間隔が乱れる病気が不整脈です。
生まれつきの原因で起こる場合と、心疾患などの病気に伴って起こる場合とがあります。
急に元気がなくなったり、おっぱいやミルクの飲みが悪くなったりします。
すぐに治療が必要な場合は少ないのですが、定期的に受診して、経過を観察しましょう。

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動脈管開存症(どうみゃくかんかいぞんしょう)

『動脈管開存症とは?』
ママのおなかにいる赤ちゃんは、体の血液循環を胎盤を通して行っています。
おなかにいる赤ちゃんは、自分の肺に血液を送る必要がないため、肺動脈の血液は直接大動脈へ流れていきます。
この肺動脈と大動脈を結ぶ太い血管を動脈管といいます。
動脈管は、生後まもなく自分で呼吸を始めると自然に閉じるようになっています。
閉じるはずの動脈管が開いたままなのが動脈管開存症で、生後数日の低出生体重児によく見られます。
動脈管開存症が続くと、大動脈から全身に送られるはずの動脈血の一部が、動脈管を通って肺動脈へ逆流し、肺へ流れ込んでしまいます。
このため、肺に負担がかかり、さらには心臓のポンプとしての働きを低下させてしまいます。
体重があまり増えない、呼吸が苦しい、おっぱいやミルクの飲みが悪いなどの症状が現れます。
肺動脈に逆流する血液の量が多いほど肺への負担が増すので、動脈管が太いほど重い症状が現れます。
動脈管が細く、軽症であれば症状はほとんどありませんが、重症の場合は肺へ血液が多く流れ込む肺高血圧症が見られることも有ります。
新生児期は薬の服用で、動脈管を閉鎖できることがありますが、それ以外は手術が必要となります。

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心筋症(しんきんしょう)

『心筋症とは?』
心筋とは、心臓の心房や心室といった内部空間を覆っている、分厚く特殊な筋肉です。
原因不明で、心筋の細胞に異常が起こる病気が心筋症で、心臓の壁が薄くなったり逆に厚くなったりして、心臓の働きが低下します。
とくに多いのが拡張型心筋症と、肥大型心筋症です。
拡張型は心臓の壁が薄くのびてしまい、血液が正常に送り出せなくなります。
息切れ、動悸、めまい、足のむくみなどの症状が見られ、重症になると全身にむくみが出たり、不整脈になったりします。
肥大型は、心臓の壁が部分的に異常に厚くなるものです。
目立った症状はないものの、動悸、めまい、息切れ、胸の痛みを起こすことがあります。
拡張型、肥大型ともに、治療は薬物によるもののほか、感染症予防や運動の制限などの生活指導、塩分の制御などの食事指導が中心となります。

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心筋炎(しんきんえん)

『心筋炎とは?』
ウイルスの感染により、心筋全体が炎症を起こす病気。
発熱やせきなど、風邪症候群やインフルエンザ、はしかなのど症状が現れた後、数日から1週間くらいの間に動悸や呼吸困難が起こり、嘔吐する場合もあります。
重症になると、全身がむくみ、意識障害になることもあるほか、急激に病状が進行すると、突然死することもあります。
逆に、症状がほとんど現れず、自然と治る場合もありますが、一度心筋炎になると不整脈などの後遺症が残る可能性もありますので注意が必要です。
呼びかけても反応しないなどの意識障害が現れたら、体を揺すったりせず、一刻も早く救急車で病院に搬送する必要があります。

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川崎病(かわさきびょう)

『川崎病とは?』
原因不明で、全身の血管が炎症を起こすもので、高熱が続き、全身に発疹が出ます。
生後6ヶ月~1歳半の乳幼児が、患者の8割を占める病気です。
ちなみにこの病名は、1967年に川崎富作博士によって報告されたことに由来します。
症状としては、5日以上続く高熱、発疹、目の充血、手のひらや足の裏やそれぞれの指が腫れる、唇が赤い、頸部のリンパ節が腫れる、BCG接種の跡が赤くなるなどです。
これらの症状が1~2週間ほどたって消えた後、手足の指先の皮膚がボロボロとむけるといった、川崎病の特徴的な症状が現れます。
ごくまれに心臓や血管に後遺症が残ることもあるため、川崎病の治療では後遺症の予防が重要となります。
治療には入院が必要で、後遺症の有無も検査します。

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貧血(ひんけつ)

『貧血とは?』
赤血球に含まれるヘモグロビンは、酸素を体のすみずみに運ぶ役割を果たしています。
このヘモグロビンの濃度が、通常より低くなった状態、これが貧血です。
貧血になると、筋肉や脳への酸素供給が低下し、組織としてうまく働かない状態に陥ります。
貧血が起こる原因には以下のようなものが挙げられます。
鉄欠乏性貧血
 
乳幼児に最も多く見られる貧血で、ヘモグロビンにふくまれる鉄分が不足して、ヘモグロビンの合成がうまくできなくなるために起こります。
程度が軽いときは、ほとんど症状が見られませんが、少し重くなると顔色が悪い、機嫌が悪いなどの症状が。
鉄分の服用が、改善策となりますが、根本的な解決のためには食事の内容を見直す必要があります。
鉄分を多く含む食品をとるよう、心がけましょう。
溶血性貧血
 
赤血球が何らかの原因によって、作られる以上のスピードで壊され、減少することから起こる貧血。
先天性と後天性があり、悪化すると黄疸が見られることも有ります。
先天性のものは薬で治すことはできません。
重症になると脾臓(ひぞう)を摘出することもあります。
後天性のものは薬剤により治療します。
再生不良性貧血
骨髄の異常が原因で、赤血球、白血球、血小板が減少する病気。
白血球が減少することによりいろいろな感染症にかかりやすくなるほか、血小板の減少により、鼻血や歯ぐきからの出血、皮下出血が起こりやすくなります。
このため、日頃からけがをしないよう気をつける必要があります。
通常は、出血と感染を予防する薬物療法、重症の場合は骨髄移植を行うことになります。
未熟児貧血
 
出生体重が、1500g以下の赤ちゃんによく見られる貧血で、生後1ヶ月以降に現れます。
生まれたばかりの赤ちゃんは、血液を作る機能が未熟ですが、未熟児の赤ちゃんはこの機能がさらに未熟なため、なりやすい貧血です。
出産後に検査を受け、貧血が認められたら、増血剤や鉄剤を投与します。
鉄分をあまり貯蓄できないため、定期的に補う必要があり、貧血の程度によって通院したり、自宅にて鉄剤を服用したりします。

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血友病(けつゆうびょう)

『血友病とは?』
先天性で、男の子に多い遺伝的な病気です。
血液の中には血液凝固因子(けつえきぎょうこいんし)という、血が固まるのに必要なたんぱく質が何種類か含まれています。
血友病は、ある種の血液凝固因子が生まれつき欠乏しているか、異常を起こしているために、些細な傷でも出血しやすく、出血すると血が止まりづらい病気です。
両親のどちらかに、発病あるいは保因している場合、赤ちゃんに遺伝する確率が高くなります。
発病するのは男の子が多く、女の子は保因者となります。
ちょっとしたことで出血するようになり、幼児期以降では、ひじやひざの関節に内出血がよく見られ、痛みや腫れがあったり、動かしづらくなったりします。
これを繰り返すうちに間接が変形し、手足の曲げ伸ばしができなくなることもあります。
この病気を治す根本的な治療法法はありませんが、欠乏している血液凝固因子の製剤を補うのが治療の基本です。
家庭では、できるだけ出血を避けるため、けがをしないよう気をつけましょう。

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血小板減少性紫斑病(けっしょうばんげんしょうせいしはんびょう)

『血小板減少性紫斑病とは?』
 
血小板が減少したために起こる病気。
血小板は、傷口の血を固めて出血を止める役割をしているので、これが減少すると、出血しやすくなります。
赤ちゃんの場合、数ヶ月から半年くらいで回復する急性型がほとんどですが、数年から数十年にわたって続く、慢性型もあります。
原因ははっきり分かっていないものの、急性型の場合、風疹やはしか、風邪症候群などのウイルスに感染した後に起こるときも有ります。
風邪症候群のような症状から始まり、1~2週間後に目の回りや胸などに出血斑(紫斑)が現れます。
これは血管から流れた赤血球が、皮膚や粘膜の下で紫色や赤色に見えてくるものです。
出血しやすく、鼻血や歯ぐきからの出血が頻繁に起こります。
出血斑に気がついたらすぐに受診しましょう。
出血斑は、軽いもので1週間、遅くても1~2ヶ月で消えます。

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てんかん

『てんかんとは?』
脳の神経細胞の一部が異常に興奮しやすいために、ひきつけなどの発作を繰り返す病気です。
熱がないときに、いつも同じような発作が起こるようなときは、てんかんの疑いがあります。
原因不明な突発性てんかん、脳に障害が生じて起こる症候性てんかんがあり、発作の種類により、大発作(だいほっさ)てんかん、小児欠伸(しょうにけっしん)てんかん、点頭(てんとう)てんかんなどがあります。
 
大発作てんかんは、突然意識を失い、体を硬直させてひきつけを起こします。
発作が数分間で止まり、眠ってしまいます。
小児てんかんは、生後3ヶ月~1歳くらいの赤ちゃんに起こります。
首をうなずくように曲げ、手や足が持ち上がる発作を短時間に何回も繰り返します。
眠りから覚めたときや少し眠いときに起こることが多いです。
てんかんの種類に応じた抗てんかん薬を毎日服用することで治します。
適切な抗てんかん薬をきちんと服用していれば、約70%は完全に発作がなくなります。
服用を勝手にやめると、ひきつけを起こしやすくなるので気をつけましょう。 

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