心筋症(しんきんしょう)

『心筋症とは?』
心筋とは、心臓の心房や心室といった内部空間を覆っている、分厚く特殊な筋肉です。
原因不明で、心筋の細胞に異常が起こる病気が心筋症で、心臓の壁が薄くなったり逆に厚くなったりして、心臓の働きが低下します。
とくに多いのが拡張型心筋症と、肥大型心筋症です。
拡張型は心臓の壁が薄くのびてしまい、血液が正常に送り出せなくなります。
息切れ、動悸、めまい、足のむくみなどの症状が見られ、重症になると全身にむくみが出たり、不整脈になったりします。
肥大型は、心臓の壁が部分的に異常に厚くなるものです。
目立った症状はないものの、動悸、めまい、息切れ、胸の痛みを起こすことがあります。
拡張型、肥大型ともに、治療は薬物によるもののほか、感染症予防や運動の制限などの生活指導、塩分の制御などの食事指導が中心となります。

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