最新情報
- 2008年9月24日出産準備品
- 子供の保険について知っていますか?
- 2008年8月4日出産準備品
- ベルメゾン生活をはじめよう
- 2007年10月30日妊娠・出産関係ニュース
- こどもちゃれんじ
- 2006年8月22日赤ちゃんの事を知ろう
- 赤ちゃんが左利きでも大丈夫?
- 2006年8月21日赤ちゃんの事を知ろう
- 赤ちゃんの肥満~赤ちゃんの肥満と健康
おむつかぶれ
『おむつかぶれとは?』
おむつをあてている部分が炎症を起こして真っ赤にただれてしまうのがおむつかぶれ。
とくに、うんちがやわらかく、おしっこの回数が多い低年齢月の赤ちゃんや、おむつの中がむれやすい夏に多い皮膚トラブルです。
長時間おむつをしたままにしておくと、むれてふやけた皮膚がおむつで傷つきかぶれ易くなります。
さらに、おしっこやうんちでおむつが汚れると、うんちの細菌が尿の中の尿素を分解してアンモニアを発生させ、これが皮膚を刺激して炎症を起こします。
お尻を拭くときの物理的刺激やおむつがこすれる刺激が原因となることもあります。
とくに下痢のときは、うんちがおむつの中で広がるのでかぶれやすくなります。
最初はおむつがあたっている部分が赤くなるだけですが、ひどくなると赤いブツブツができ、重症になると、水疱ができて皮膚がむけジュクジュクしてきます。
『おむつかぶれの対策』
おむつかぶれの原因となるおしっこやうんちが、肌に触れている時間をなるべく短くすることが大切です。
おむつをこまめに替えて、お尻を清潔に保つよう心がけましょう。
おむつ替えのときは、すぐに新しいおむつをつけず、やさしく風を当てたり、乾いたガーゼで押さえて湿り気を吸い取るのもいいでしょう。
布おむつやおむつカバーは、肌への刺激が少ない柔らかい素材で、通気性のいいものを選びましょう。
下痢のときは座浴やシャワーでよく洗い流し、より清潔にすることが大切です。
『治療方法と注意』
病院では、炎症を抑えるステロイド薬を含まない「アンダーム軟膏」などが処方されます。
病状がひどいときには、弱いステロイド薬入り軟膏が出されることもあります。
しかし、なかなかおむつかぶれが治らない場合は、カビの一種であるカンジダ菌が原因である可能性も考えられます。
この場合はステロイド薬入り軟膏を使うと悪化するので注意が必要です。自己判断で市販薬を使ったりせずに、受診しましょう。
タグ
2004年11月5日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:赤ちゃん・子供の病気
とびひ
『とびひとは?』
顔や体に水疱ができて、飛び火のようにあちこちに移っていくことから伝染性膿痂疹を俗にとびひと呼んでいます。
湿疹、あせも、すり傷、虫刺されなどをかきこわした傷口に、黄色ブドウ球菌や連鎖球菌などの細菌が感染して起こる病気です。
黄色ブドウ球菌は鼻の穴に常に存在するので、鼻のまわりの引っかき傷がもとで広がることもあります。
連鎖球菌による場合は水疱が次第に膿をもってきて黄色い膿疱になります。
大きいものは小さい鶏卵くらいになりますが、水疱の大きさはさまざまです。
水疱は強いかゆみがあるのが特徴です。
また、水疱の膜が薄いので衣服でこすれたり、つめで引っかいたりするとすぐに破れます。
水疱の中には感染力の強い毒素が含まれた液が入っているので、水疱が破れてなかの液が飛び散ると、ほかの部位にもあっという間に広がっていきます。
水疱が破れたあとは赤くただれてかさぶたになりますが、しばらくすると乾いてきれいに取れていきます。
『治療方法と注意』
伝染性が強いので入浴やプール、おなじタオルの使用は避けるようにしましょう。
とびひのような水ぶくれを見つけたら、ほかの子にうつらない様に患部をガーゼで覆って小児科か皮膚科に受診します。
治療は患部を消毒して水疱の中身を出した後、抗菌薬入りの軟膏を塗り、ガーゼで保護します。
ひどいかゆみを伴う場合は、抗ヒスタミン薬などが処方されることもあります。
水疱のあとが乾いてきれいになるまでは入浴をやめ、シャワーにします。プールもやめましょう。
タオルは家族とは別にします。
いつも皮膚を清潔にし、つめも短く清潔にしておくことが予防になります。
もし、虫刺されや湿疹が出来た場合は、かきむしったりしないよう注意しましょう。
タグ
2004年11月4日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:赤ちゃん・子供の病気
じんましん
『じんましんとは?』
境界線ははっきりした赤い、ときには白い皮膚の盛り上がりが突然現れます。
大きさもさまざまで、虫刺され程度のものから手のひらくらいのものまであり、盛り上がった部位がくっついて広がることもあります。
全身どこにでもでき、かゆみが強いのが特徴です。
1歳前の乳児よりも、2~3歳児に良く見られます。
食べ物、薬、細菌・ウイルス感染、虫刺されなどによるアレルギーの一種と考えられますが、原因の特定は難しいとされています。
普段は問題がないのに、体調を崩しているときに特定のものを食べると発症することも。
食後30~1時間で症状が出たときは、食事内容に原因があると考えられます。
ほかに、ストレスによるものや急激な温度差による寒冷じんましん、日光に当てるとできる日光じんましんなどもあります。
これらの症状は通常数時間で出たり消えたりを繰り返しますが、症状が強く、唇や口に出たときは要注意。
気道やのどの粘膜が腫れて呼吸困難を起こすこともあります。
『治療方法と注意』
応急処置は冷やしたタオルでかゆみを和らげます。
原因となっているアレルゲンがわかれば、それを避けるのが一番です。
ただし、素人判断でアレルゲンを決め付けてしまうのは危険。食品に原因があると勝手に判断して、いたずらに食事を制限してしまうと、成長に悪影響を及ぼす可能性があります。
アレルゲンを特定するためプリックテストという検査を行うこともできるので、必ず受診し、医師と相談しながら治療にあたりましょう。
かゆみは冷やすと和らぐので、応急処置として冷たくしたタオルを患部に当ててください。
診察時には症状が治まっていることが多いのですが、症状が出ていれば抗スタミン薬の「レスタミンコーワ軟膏」やステロイド薬入り軟膏などのかゆみを鎮める薬が処方されます。
じんましんを繰り返し起こすときは、長期にわたって抗アレルギー薬を服用する場合もあります。
タグ
2004年11月3日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:赤ちゃん・子供の病気
乳児湿疹(にゅうじしっしん)
『乳児湿疹とは?』
赤ちゃんの顔や体に出る赤い湿疹を総称して乳児湿疹と呼びます。
食べこぼしの汚れや汗などが原因で赤くカサカサになり、かゆみを伴うことがあるのが特徴。
なかでも代表的なのが乳児脂漏性湿疹。
乳児脂漏性湿疹は、だいたい生後2週間から1歳くらいまでの間に起こる湿疹で、多くの赤ちゃんが経験する皮膚の病気です。
季節に関係なく皮膚線の多い頬や口のまわり、あご、額、頭を中心に赤いポツポツがでたり、カサカサしたり、ときには少しジュクジュクすることもあります。
また、髪の毛の生え際や眉毛などに黄色いふけや脂っぽいかさぶたのようなものがつくことがあります。
このかさぶたが見られる状態になると乳児脂漏性湿疹と呼びます。
この湿り気を帯びてべたべたした皮膚のかたまりを放っておくと、いやなにおいがし始め、かさぶたの部分が赤くなり、かさぶたの下に赤い湿疹が出たりかゆみを伴うことも。
このかさぶたを放置しておくと厚くなって洗っても落ちにくくなるため、こまめにケアをしてあげる必要があります。
特に髪の毛の生え際は皮脂が多いうえ、不潔になりやすいために症状が出やすい部位ですが、おなじ症状がわきのしたやおへそのまわり、股の内側に見られることもまれにあります。こまめにチェックするようにしましょう。
大人も赤ちゃんも皮膚の毛根の辺りに皮脂腺があり、皮膚を外部からの刺激や細菌から守るためにここから皮脂という脂肪を分泌しています。
黄色いふけや脂っぽいかさぶたのようなものは、この皮膚の上に分泌された皮脂が固まったものなのです。
同じように大人も皮脂腺があるのに、赤ちゃんだけにこのような脂漏性湿疹が出てくるのには訳があります。
生まれたばかりの赤ちゃんは、ママのおなかの中にいたときもらったホルモンの影響により、皮膚の分泌が活発になるため皮膚のトラブルが起こりやすくなるのです。
とくに髪の毛の生え際やおでこは皮脂腺が良く発達しているため、症状が悪化しやすい傾向にあります。
非常にまれですが、そのほかの原因として、ビタミンB群の代謝異常や、皮膚に常在しているマラセチア菌というカビの一種が増えて起こることもあります。
乳児湿疹も乳児脂漏性湿疹も汗腺が出来上がる一ヶ月ごろから見られます。
ほとんどの場合1~2ヶ月ほどで自然に治ることが多いのですが、繰り返し症状が出たり、なかなか治癒しない場合もあります。
6ヶ月頃になれば症状もなくなり自然に治ることがほとんどです。
ただ、アトピー性皮膚炎に移行することもあるので、長引くような場合には市販の薬を使う前に病院で診察を受けましょう。
『治療方法と注意』
汗や汚れをこまめに拭き、1日1回は刺激のない石鹸で洗います。
頭や顔についている皮膚や汚れは、入浴時に石鹸を使ってきれいに洗えば落ちます。
石鹸を良く泡立てて洗ったあと、ていねいに洗い流しておくことが基本的な予防と治療です。
乳児湿疹の治療にはステロイド薬を含まない『アンダーム軟膏』などが処方され、乳児脂漏性湿疹の場合は、ステロイド薬入り軟膏や『亜鉛華軟膏』などが処方されることが多いようです。
乳児脂漏性湿疹は、汗をかいたり汚れがついたらこまめに吹き、清潔にしておくことが必要です。
食事の際にミルクや食べこぼし、よだれなどが皮膚についたらゴシゴシこすらず、皮膚を傷つけないようにガーゼでやさしく、汚れを押すように拭いてあげることです。
食事の前に口のまわりに『白色ワセリン』を薄く塗ると肌を保護する効果があります。食後はぬるま湯で絞ったガーゼでやさしく拭き、保湿薬を塗っておくと良いでしょう。
また、1日1回は入浴時に刺激のない石鹸を使ってきれいに洗います。
ふけのようなものは、ていねいに洗い流すだけできれいになります。かさぶた部分は、ベビーオイルやオリーブオイルをたっぷり浸したコットンをあててふやかします。
時間を置くとはがれやすくなるので、入浴前30分間は出来ればそのままにしておくといいでしょう。
かさぶたを十分にふやかしたら、シャンプーや石鹸できれいに洗います。泡が残らないように洗い流したら、よくふき取って処方された外用薬を塗りましょう。
入浴しても厚いかさぶたが頑固にこびりついている場合は、『白色ワセリン』や『亜鉛華軟膏』をリント布に厚めにのばしてかさぶた部分にはり、1日そのままにしておきましょう。
軟膏でかさぶたがやわらかくなり、浮き上がってくるので、ベビーオイルやオリーブオイルでやさしく拭けば無理なく剥がすことが出来ます。そのあとは、石鹸でよく洗いましょう。
ふやかして洗ってもなかなかかさぶたがある場合は、無理をせず、自然に取れるのを待ちましょう。
眉毛のかさぶたは、赤ちゃんがリント布を剥がしてしまうことがあるため、ベビーオイルやオリーブオイルで拭いた後、『白色ワセリン』や『亜鉛華軟膏』を塗っておくだけにしておきましょう。
赤ちゃんは新陳代謝が盛んなので、皮膚が汚れやすいものです。
体は良く洗えても大泉門(頭頂部)のあたりを怖がってよく洗わずにいたために症状が悪化する赤ちゃんが多く見られます。
大泉門のあたりも普通に洗って大丈夫です。
怖がらずにきれいに洗ってあげましょう。
入浴の際、かさぶた部分に多少力を入れて洗ってもかまいませんが、つめを立てたり、無理に剥がすのは禁物。皮膚を傷つけてしまう危険性があります。
また赤ちゃんが自分のつめで痒くなったかさぶたのまわりをひっかいてしまうことがあります。
つめは深爪にならない程度に、指の先端からやや内側になるくらいを目安にこまめにきっておきます。
症状がひどいと完治までに時間がかかりますが、毎日の入浴や外用剤などでていねいに根気よくケアすれば、5~6ヶ月で治ります。
初期の湿疹なら家庭でのケアでよくなりますが、かさぶたがこびりついてひどくなったり、かゆみがある、症状が良くわからない場合は、小児科や皮膚科を受診してください。
タグ
2004年11月2日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:赤ちゃん・子供の病気
水いぼ
『水いぼとは?』
伝染性軟属腫ウイルスの感染により、直径1~3mmくらいの水を含んで真ん中がへこんだ白または透明ないぼが、主に胴やひじ、ひざの裏にできます。
6歳くらいまでの子にできやすく、痛みやかゆみは伴いません。
皮膚が乾燥していると出やすく、伝染性が非常に強いので、つぶすとほかの皮膚について、だんだんと数が増えていきます。
引っかいてしまうと、ほかの子にウイルスが飛んで伝染することがあるほか、プールや水遊びでも伝染することがありますので、注意する必要があります。
発症した初期の段階で、受診することをお勧めします。
免疫ができれば自然と治りますが、この免疫ができるには数ヶ月から1年くらいかかります。
タグ
2004年11月1日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:赤ちゃん・子供の病気
皮膚カンジダ症(ひふかんじだしょう)
『皮膚カンジダ症とは?』
カンジダ菌というカビの一種に感染して、皮膚に湿疹が出ます。
カンジダ菌とは、皮膚の表面や口の中、胃腸などに常に存在する菌で、健康な赤ちゃんは病気になりません。
なんらかの原因で体の皮膚の抵抗力が落ちたり、抗菌薬を飲むことによって体の中のいい菌が失われたりすると、カンジダ菌は増殖します。
おむつかぶれと間違えやすいですが、皮膚カンジダ症の場合、おむつがあたらない部分、くびれやしわの中にまで湿疹が広がります。
よく分からないときは、早めの受診を。
おむつかぶれと間違って、おむつかぶれ用の薬(ステロイド薬入り)を塗ると、病状は悪化するので勝手な判断は禁物です。
逆に、おむつかぶれに皮膚カンジダ症用の抗菌薬入りの軟膏を塗ると、これも悪化しますのでご注意を。
皮膚カンジダ症は、感染すると湿疹ができて薄皮が白くむけたり、小さい水疱や膿を持った膿疱が混じって赤くただれたりします。
前述の通り、勝手な自己判断で薬を塗らず、きちんと受診することをお勧めします。
タグ
2004年10月31日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:赤ちゃん・子供の病気
気管支炎(きかんしえん)
『気管支炎とは?』
その名の通り、気管支に炎症が起きる病気で、大きく次の3種類に分けられます。
急性気管支炎(きゅうせいきかんしえん)
ウイルスや細菌が気管支の粘膜について、炎症を引き起こす病気で、風邪症候群に続いて発症することが多く、高熱を伴いせきをします。
症状が重くなると、息をするのを苦しがり、せきをしたときに吐いたりすることも。
急性細気管支炎(きゅうせいさいきかんしえん)
気管支の一番奥にあたる、細気管支という部分に炎症が起こる病気。
多くの場合は風邪症候群に続いて発症し、ヒューヒュー、ゼーゼーと音がする気管支喘息(きかんしぜんそく)のような息づかいとなり、症状が悪化すると呼吸困難や唇が紫色になるチアノーゼ、肋骨と肋骨の間はへこむ陥没呼吸をするようなこともあります。
ぜんそく様気管支炎
境界線ははっきりした赤い、ときには白い皮膚の盛り上がりが突然現れます。
大きさもさまざまで、虫刺され程度のものから手のひらくらいのものまであり、盛り上がった部位がくっついて広がることもあります。
全身どこにでもでき、かゆみが強いのが特徴です。1歳前の乳児よりも、2~3歳児に良く見られます。
食べ物、薬、細菌・ウイルス感染、虫刺されなどによるアレルギーの一種と考えられますが、原因の特定は難しいとされています。
普段は問題がないのに、体調を崩しているときに特定のものを食べると発症することも。食後30~1時間で症状が出たときは、食事内容に原因があると考えられます。
ほかに、ストレスによるものや急激な温度差による寒冷じんましん、日光に当てるとできる日光じんましんなどもあります。
これらの症状は通常数時間で出たり消えたりを繰り返しますが、症状が強く、唇や口に出たときは要注意。
気道やのどの粘膜が腫れて呼吸困難を起こすこともあります。
タグ
2004年10月30日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:赤ちゃん・子供の病気
肺炎(はいえん)
『肺炎とは?』
細菌やウイルスなどの感染によって起こる病気で、風邪症候群や気管支炎、はしかなどをこじらせ、肺の中まで炎症が広がった状態です。
悪化すると呼吸困難を起こして入院することも。
赤ちゃんや幼児に多い肺炎として、細菌性肺炎、ウイルス性肺炎、マイコプラズマ肺炎、クラミジア肺炎があります。
細菌性肺炎
肺炎球菌、黄色ブドウ球菌、溶連菌などが原因で起こり、ここで挙げる肺炎の中では重症になりやすい肺炎です。
高熱が続いて、せきがひどく、症状が悪化すると呼吸困難になります。
あえぐような呼吸をしてぐったりしたり、呼びかけても反応がない場合などは、すぐに受診してください。
細菌性肺炎は、急激に症状が進むことが多く、呼吸困難やチアノーゼなどを引き起こす恐れもあります。
多くのケースは1~3週間程度の入院を要し、原因となった病原菌にあった、適切な抗菌薬の投与が必要。
呼吸困難で水分補給が十分でない場合は、点滴を使用します。
症状がよくなっても完全に細菌を退治するには、根気よく抗菌薬の投与を続ける必要があります。
ウイルス性肺炎
肺炎の中で、最も頻度が高いのがウイルス性肺炎です。インフルエンザウイルスやアデノウイルスが原因で起こります。
細菌性肺炎に比べると症状は軽く、熱もそれほど高くはならず、早く下がる傾向があります。
赤ちゃんが比較的元気で、水分補給も十分可能なら通院で治療することが可能です。
家庭では安静をしっかり守り、保温・保湿に注意して、十分な水分補給を心がけましょう。
食事は消化がよく、栄養価の高いものを与えましょう。
マイコプラズマ肺炎
マイコプラズマという、細菌とウイルスの中間くらいの大きさの微生物が原因で起こる肺炎。
せきが激しく、38~39度くらいの熱が1週間ほど続きます。
熱が下がっても、せきはなかなか治まらないこともよくあります。
入院することもありますが、症状が軽い場合は通院でも治療で済むこともよくある肺炎。
家庭では、熱がある場合は安静と保温・保湿を心がけ、せきが楽になるよう、上体を高くして寝かせましょう。
十分な水分補給に心がけ、食事は消化がよく栄養価の高いものを与えましょう。
クラミジア肺炎
クラミジアという微生物が原因で起こる、赤ちゃん特有の肺炎がクラミジア肺炎。熱がそれほど高くならないものの、せきのためにおっぱいが飲めなくなったり、ひどい目やにが出ることもあります。
生後1ヶ月未満に発症しやすい肺炎。
入院することもありますが、症状が軽い場合は通院でも治療で済むこともよくある肺炎。
家庭では、熱がある場合は安静と保温・保湿を心がけ、せきが楽になるよう、上体を高くして寝かせましょう。
十分な水分補給に心がけ、食事は消化がよく栄養価の高いものを与えましょう。
タグ
2004年10月29日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:赤ちゃん・子供の病気
クループ
『クループとは?』
ウイルスや細菌に感染してのどの奥の口頭に炎症が起こり、空気の通り道をふさぐために起こります。
犬の遠吠えのような、ケーンケーンというような甲高い特有のせきが特徴的な症状です。
風邪症候群の症状から始まり、重症になると、陥没呼吸を起こしたり、呼吸困難からチアノーゼを起こすこともあります。
呼吸困難がひどい場合は入院が必要です。
症状の進み方が早く、急に悪化することもあるので、特有の甲高いせきが出たらすぐに受診してください。
外の冷たい空気に接すると、症状が治まることもあります。家庭では、加湿器などを使用して空気の乾燥を防ぎます。
タグ
2004年10月28日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:赤ちゃん・子供の病気
アトピー性皮膚炎(アトピーせいひふえん)
『アトピー性皮膚炎とは?』
慢性的に繰り返すかゆみの強い湿疹で年齢によってできやすい部位や症状が変化するのが特徴です。
アトピー素因を持った人に、環境因子が複雑に加わって発症する病気といわれますが、発症のメカニズムはまだよくわかっていません。
しかし、乾燥や摩擦による皮膚のバリア機能の低下が1つの原因になっています。両親やその家族にアレルギー体質の人がいると子供にも出やすいです。
『乳幼児のアトピー性皮膚炎の特徴』
①生後すぐ症状がでることはまれで、2~3ヶ月ごろから赤い湿疹が出始めます。
②おでこや目のまわり、頬、耳たぶの付け根など、顔を中心に赤く湿った湿疹が見られます。背中やおなか、手足、また、わきの下にもみられることがあります。
③症状が重くなると、ふけが出たり、ジュクジュクしたかさぶたがでてきます。
④湿疹が体のほぼ左右対称の位置に出ます。
⑤症状が2ヶ月以上続きます。
⑥1歳を過ぎると、湿疹部分が次第に黒っぽくなり、乾燥してカサカサになることが多いようです。皮膚が厚くなり触るとざらざらした感じになります。できやすい部位も首の周りやひじやひざの内側などに移っていきます。
⑦耳やぶのしたが切れる、耳の後ろがジュクジュクする耳切れの症状がでます。
アレルギーを起こす物質(アレルゲン)は、ハウスダスト、ダニ、動物の毛、皮膚表面にいるカビ(カンジダ菌など)などで、食べ物は、鶏卵、牛乳、小麦、魚などさまざまです。
また、皮膚の細菌(ブドウ球菌)が症状の増悪因子となっています。
赤ちゃんは強いかゆみのために、体や顔を布団などにこすりつけたり、手で引っかいたりします。
つめは短く切っておきましょう。
タグ
2004年10月27日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:赤ちゃん・子供の病気