口内炎(こうないえん)
『口内炎とは?』
さまざまな原因により、口の中の粘膜に炎症が起こる病気で、口の中に斑点や水疱、痛みなどの症状が現れます。
口内炎の種類にはいろいろありますが、アフタ性口内炎とヘルペス性口内炎が代表的なものです。
アフタ性口内炎
口の中の粘膜が広範囲で赤くなって膨れます。
そこに水疱ができますが、すぐに破れてただれます。
ただれも真ん中は白っぽく、まわりが赤い、はっきりとした円形の潰瘍です。
発熱を伴うことや、口が臭くなったりする場合もあります。
だいたい1週間ほどで治りますが、食事を取ったときの刺激で、痛がります。
ヘルペス性口内炎
ヘルペスウイルスの感染によって起こる口内炎で、風邪に似た症状とともに歯肉が腫れ、口の周りにも水疱ができます。
高熱を伴い、腫れた歯肉が出血しやすいです。食事を取ったときの刺激で、痛がります。
『治療方法と注意』
いずれもひどい症状でなければ自然に治りますが、痛みでミルクをあまり飲まなくなるので、脱水症状に気をつけましょう。
刺激の少ないものを少しずつ与え、栄養に気を配りましょう。
ひどい症状の場合、アフタ性口内炎だとステロイド薬入り軟膏、ヘルペス性口内炎だと抗ウイルス薬を服用させれば、1週間ほどで治ります。
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2004年11月11日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:赤ちゃん・子供の病気