虫歯(むしば)
『虫歯とは?』
虫歯とは、歯の表面のエナメル質が溶けて、穴が開いていく病気で、歯の一部が黒くなります。
口の中にすみつくストレプトコッカス・ミュータント菌という細菌が、口の中の食べかすの糖分を酸に変えます。
この酸が歯を溶かし、虫歯へとなります。
赤ちゃんや子供のもつ乳歯は永久歯よりも酸に弱いため、虫歯になりやすいのです。
人間の唾液には口の中の自浄作用がありますが、睡眠中は唾液の分泌が少ないため、自浄作用が低下します。
このため、大人と比べ眠っている時間の長い赤ちゃんは、細菌が増殖しやすい環境にあるといえ、結果として虫歯になりやすいのです。
『治療方法と注意』
歯に残った食べかすや細菌のすみかとなる歯垢を取り除くよう心がけましょう。
歯が生え始めた頃の赤ちゃんは、授乳や食事の後に湯さましを与えたり、ガーゼで歯の表面をふいてあげるなどしてあげましょう。
歯ブラシを使えるほどになったら、ブラシの部分が小さい乳児用歯ブラシで歯磨きをしてあげましょう。
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2004年11月12日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:赤ちゃん・子供の病気