妊娠中の服薬
産婦人科で処方された以外の服薬については、主治医に相談しましょう。
風邪をひいた場合などで言うと、次の月経がくる頃になったら、できるだけ月経が来るまで、妊娠が否定されるまで、薬を飲まないようにすると安心です。
月経予定日を過た時は薬は飲まないことが安全です。
最終月経日から28日たった頃からが一番危険なときだからです。
最終月経日から28日目というと、次の月経がくる頃です(妊娠していれば、妊娠4週という時です)。
妊娠に気がつかないで薬を飲んでしまうことにもなります。
風邪をひいたりすると、解熱鎮痛薬や風邪薬を飲んでしまい、その後、月経がなく、あとで妊娠がわかったり、あの時薬を飲んでしまった・・と心配をするケースが多いようです。
妊娠中のいつ薬を飲んでいるかを見ると、絶対過敏期と28~50日までが一番多く飲まれています。
妊娠に気づかないために薬を飲んでしまいす。
妊娠していれば、むやみに薬を飲むのは控えると思いますが、月経が遅れるまでは、妊娠?と思わないことが多いので、薬のことまでは考えないものです。
理論的には、最終月経日から28日目までは、薬を飲んでも奇形という点では、問題はありません。
その後が、突然一番危険な時期になってしまうので、ちょっと計算違いや勘違いをすると心配なことになってしまいます。
奇形になる可能性が増える、ということは(薬によりますが多くの場合)ほとんどない、と考えられます。
約280日の間、「妊娠に気づかずに薬を飲んでしまったので心配」などという無用の心配をすむように、妊娠の可能性が少しでもあれば、否定されるまで、不要の薬は必要がないという心がけが必要ではないかと思います。
妊娠中の服薬については産婦人科医に相談していただきますが、少なくても、薬を飲んだからといって安易な人工中絶をするのは避けるべきです。
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2005年1月20日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:妊娠生活の心得